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台湾と日本のSNS利用比較!台湾人はSNSをどう使いわける?

公開日: 
出典:中時電子報

台湾の電車内やホームでは画面に釘付けになってLINEを返したり、FacebookやInstagramのポストをチェックしている人があふれかえっている。中国語でこのような人々は低頭族と呼ばれ、うつむいたまま長時間スマートフォンを使い続ける人を表している。それくらい台湾の人々はSNSに熱中しているのだ

 

台湾のソーシャルメディア利用概況

台湾国内のソーシャルメディアのアクティブユーザは1,900万人。実に全人口の80%がアクティブユーザーということであり、モバイル経由でのソーシャルメディアのアクティブユーザーが76%ということもわかっている。対しては日本のアクティブユーザー、モバイル経由でのアクティブユーザーはともに56%となっているので、日本以上に台湾ではソーシャルメディアを利用する人の割合が高いのは歴然だろう。

 

出典:Hootsite Degital in 2018 in Eastern Asia

数あるソーシャルメディアの中でFBが最もアクティブ(77%)。その次がYoutube(75%)、コミュニケーションツールであるLINE、Messanger、近年世界的に利用者が増加しているInstagramと続く。対しては日本は「Youtube(70%)」「LINE(54%)」「Twitter(45%)」「Facebook(34%)」「Instagram(24%)」となっており、日本で比較的メジャーなSNSであるTwitterは意外にも台湾では一般的ではない。

 

今回は特にソーシャルネットワークサービスであるFacebook、Youtube、Instagramの概況を紹介しようと思う。

 

台湾でもっとも一般的なSNS,Facebook

台湾内のFBのアクティブユーザーは1,900万人であり、全人口の80%にあたる。割合だけでいうとソーシャルメディアアクティブユーザーはだれしもFBを何らかの形で使っていることになる。利用の男女比は50%ずつで等しい。95%のユーザーがスマートフォンなどモバイル経由で使用しているのが特徴。

 

続いてユーザーの特徴であるが、FBは25-34歳のユーザーが男女ともに一番多い。次いで35-44歳のユーザー、18-24歳のユーザー層と続いている。対して日本のユーザー層は25-34歳、35-44歳、45-54歳という順になっており、日本の方がより利用者の年齢層は高くなっている。

 

テレビと同じ感覚で使うYoutube

Youtubeを毎日利用する人は現在930万人を超えているといわれ、これは全人口の約40%にあたる。台湾ではYoutubeをテレビと同じ感覚で視聴する人が多く、平日、週末ともに午後8時から午後11時までの利用が1番多くなっているのが特徴となっている。昨年2017年段階で台湾人の1週間の平均視聴時間は14.6時間と言われており、日本人の平均約2.6時間と比較するとずいぶん生活の一部として溶け込んでいることがわかる。

Youtubeを利用する年齢層としては、25-34歳が最も高く、次いで35-44歳、21-24歳という結果で、男女比に関しては、女性が49%、男性が51%と大差ないことがわかっている。

 

台湾の人々はYoutubeを娯楽や暇つぶしのために使うことが多い。しかしそれだけでなく自分の興味のあるブランドや製品の情報収集のために利用することも多く、割合としては実に5人に1人がそのような使い方をしている。

 

若年層を中心に利用者拡大中のInstagram

Instagramアクティブユーザーは740万人で、全人口の31%にあたる。男女比で見ると、女性ユーザーの方が若干多くなっているが、それほど男女間における差はない。また2018年5月の報告によると、ユーザーの内訳としては、全体の46.1%が24歳以下の若いユーザー、29.3%が25-29歳のユーザー、15.8%が30-34歳となっている。FBに比べると若い年代にとってポピュラーなSNSとなっている。

Instagramのこれらのユーザーたちは家族や友達に加えて、芸能人やブランド、新しい流行を発信する人々(インフルエンサー)やメディアをフォローすることで最新トレンドをチェックしたり、新商品に関する情報収集を行うなどをしている。またInstagramのストーリー機能を使ったり、写真を投稿することはQOL(Quality Of Life:人生の内容の質や社会的にみた生活の質のこと)を向上させたり、自己を表現する有効な手段として捉えられている。

日台SNS概況比較表

 

台湾人はどうSNSを使いわけるのか

SNSが日本よりも生活に溶け込んでいると言える台湾。しかしこれらのSNSをどう使い分けているのか簡単に紹介したい。

 

2018年2月に出された台湾のニュース記事で、若者がFacebookから距離を置き始めている理由がとりあげられていたが、そこで言われていたのは表示される広告の多さと家族からの投稿に対するリアクションが窮屈に感じるからということである。古い友達や遠くに暮らす家族の近況を知るために見ることはあっても、日常生活のシェアにはFacebookよりもInstagramの方がより手軽で、プライベートな投稿をしやすいイメージが定着している。

 

実際に弊社台湾人社員に話を聞いてみたところ、ポストについてはFacebookは家族や親戚、学校の先生や仕事で関係する人たちにも見られるので、内容もどちらかというとオフィシャルに報告したいことが中心となり、1ポストの内容も長くなる傾向にある。こういった状況から、やはり若い人の利用は以前に比べると少なくなっているとのことを感覚的も感じるそうだ。一方で、Instagramは主に親しい友人とのクローズドなコミュニティとなので、内容もプライベートなことが多く、ポストも短めで良く、手軽に利用が出来るのでInstagramのストーリーを中心に更新頻度も増加傾向にあるとのことだった。

 

FacebookもInstagramも情報収集のツールとしての一面を持っているが、その使い分けに関しても聞いてみると、Instagramの方がハッシュタグで簡単に検索でき、すぐに情報を得られるのに加えて写真がついているのでイメージがしやすいが、得られる情報の量としては多くない。そのため、具体的な情報を得たいときにFacebookを使うことが多くなっているそうだ。

 

また、先に挙げたように時にYoutubeも情報収集に使われることもあるのだが、では実際はどのように使われているのかというとやはり、Instagramでフォローしている人のポストを見てたまたま見て気になったプロダクトがあったときや、あらかじめ自分が知りたいと思っていたことをYoutuberやそのプロダクトのブランド公式チャンネルがどのように紹介しているかを確認するために使うとのことだった。

 

SNS使いわけ比較表

 

SNSを有効活用する台湾人

以上に挙げたようにSNSは台湾の人々に身近なものであり、また状況に合わせて使いわけが感覚的になされている。これだけ影響力のあるSNSだからこそ、台湾国内では流行をチェックしたり、プロモーションには無視できない存在となっている。台湾のリアルを知るためにもSNSのチェックはこれからも欠かせない。

 

ライター : 宮路菜月

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インターン生

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