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台湾の古着ホットスポット「赤峰街」に潜入!~おしゃれな古着屋さんにインタビュー~

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台湾にも古着のブームが来ている。今回は古着が集まる場所として人気の高い「赤峰街」にあるおしゃれな古着屋を紹介しようと思う。

 

赤峰街とは

赤峰街は台北駅のすぐ隣の駅、中山駅の裏に位置している。行ってみると分かるのだが、何も知らずに歩いているとどこにでもある古い住宅街が広がっているように見える。しかし、この古い住宅街にフォトジェニックなカフェやケーキ屋、古着屋、居酒屋などが点在している。

上の写真のように、一見お店があるとは思いにくい路地裏にも古着屋が存在しているのが赤峰街の面白いところだ。

お洒落な鞄にも巡り会える落ち着いた古着屋「裊裊百貨公司」

店内に入ってまず最初に目に飛び込んでくるのがヴィンテージの自転車。そんな裊裊百貨公司で取り扱っている古着は1950年代から1990年代まで広い。日本から仕入れたのものが一番多いが、フランスやアメリカから仕入れたものもお客さんには人気となっている。お客さんは台湾人がほとんどであるが、日本人や香港人などの観光客が訪れることも少なくないとのことだった。

インタビューに答えてくれたスタッフに、このお店の自慢は何かと尋ねると古着以外にも鞄が自慢だと教えてくれた。鞄についてはイタリアやドイツからのものが多い。中にはバーバリーのヴィンテージなどもあり、鞄を見に来るお客さんも多いらしい。

 

落ち着いた色調のかわいらしい古着が好きな人やヴィンテージの鞄を見たい人におすすめなショップである。

 

SHOP情報

店名:裊裊百貨公司

電話番号:02-2552-6612

営業時間:月曜~日曜、14時~22時(旧正月は要確認)

住所:台北市大同區承德路二段1巷32號

Facebook:https://www.facebook.com/niaoniaoniao/

Instagram:https://www.instagram.com/niaoniaostore/

 

個性派オーナーとかわいいお子さんが迎えてくれる「Sala Shop」

冒頭の写真の細い路地を進んでいくと現れるのがこちらのファッショナブルなオーナーが2011年から営業するSala shop。店内に入ってみると所狭しと服が並んでいた。現在はオンラインショップでの販売も人気が高く、お店に訪問したときはちょうど配送準備中で「店内散らかっていて恥ずかしい~」と忙しそうだった。

 

このお店で取り扱っている古着は1980年代から1990年代のものとなっている。仕入れ先としては、韓国、タイ、日本の順に多く、お客さんはオンラインでの販売も含めて台湾人が多いが、日本人や香港人の観光客も多いとのことだった。

他のお店と違うのはヴィンテージもの以外にも古着と合わせられるスタイリッシュな新しい服、アクセサリーがミックスしているところだとオーナーは話す。

 

古着はもちろん、古着に合わせるアクセサリーや流行のデザイン服を一緒に見たい人におすすめなショップである。

 

SHOP情報

店名:Sala Shop

電話番号:02-2556-0866

営業時間:月曜から日曜、14時~22時(旧正月も営業予定)

住所:台北市赤峰街23巷21號

Facebook:https://www.facebook.com/SALA.vintage/

Instagram:https://www.instagram.com/sala.mola/

 

激レアなスカジャン、ドレスが揃う「A PRANK DOLLY」

Sala Shopと同じ路地裏にあるこちらの古着屋は店内も、取り扱っている古着もビビッド調のものが多いのが特徴である。

赤峰街の現在の場所での営業を2016年に開始して以来、1940年代から1990年代のレアな商品の仕入れにこだわっているとテーラー東洋のスカジャンやPatagoniaのレアもののジャケットを見せながらスタッフは話してくれた。自慢のスカジャンは日本のテーラー東洋のものが多く、ミリタリージャケットやワークジャケットはアメリカやスウェーデン、イギリス、時にはモロッコから仕入れることもあるという。お客さんは台湾人が最も多いが、日本人観光客にも人気があると教えてくれた。

もう一つの自慢であるヨーロッパから仕入れたなかなか手に入らないワンピースドレスたちも見せてくれた。

 

カラフルなファッション、レアな一点ものにこだわりたい人にぜひ訪れて欲しいショップである。

 

SHOP情報

店名:A PRANK DOLLY

電話番号:0925-569-319

営業時間:月曜から日曜、14時~22時(旧正月は要確認)

住所:台北市大同區赤峰街25號1樓

Facebook:https://www.facebook.com/pg/dolly.aprank/about/

Instagram:https://www.instagram.com/a_prank_dolly_/

HP:https://www.aprankdolly.com/ 

 

お寺×古着?!異色の古着屋「顛復古古著百貨行 DAMN IT! VINTAGE」

こちらのお店は他のお店と違い、聖観寺というお寺に店舗を構えているのが大きな特徴。

 

お店の中も仏像をモチーフにしたフィギアやお面などが飾ってあり、独特な雰囲気が漂っている。台湾人のオーナーにお話を伺うと、仕入れ先としてはフランスが4割、イギリスが4割、日本が2割といった具合だと教えてくれた。

 

2016年にオープンして以来、1950年代から1990年代までの様々なテイストの古着を扱っており、台湾人のお客さんをはじめ、様々な国の観光客が訪れるという。

 

オーナーにこだわりを聞いてみると、このお店で取り扱う古着はオーナーが一点ずつチェックし、気に入ったものだけを取り扱っていることだと話してくれた。オーナーのセンスによって集まった古着は他の店に比べると数は多くないものの男女問わず人気。

 

オーナーのこだわり服、お寺の中の珍しい古着屋が気になったら覗いてみて欲しいショップだ。

 

SHOP情報

店名:顛復古古著百貨行 DAMN IT! VINTAGE

営業時間:月曜、水曜~日曜(火曜定休)、14時~21時(旧正月は要確認)

住所:台北市大同區赤峰街33巷1號

Facebook:https://www.facebook.com/DamnItVintage/

Instagram:https://www.instagram.com/damnitvintageselectshop/

 

 

仲良しカップルが運営する「EVERYTHING WILL FLOW」

こちらの仲良しカップルが2015年から赤峰街の現在の場所で営業する古着屋「EVERYTHING WILL FLOW」は1970年代から1990年代までの古着をメインに取り扱っている。商品の7割ほどが日本の古着で、店内にはかわいらしいちゃんちゃんこも。

日本の次に多いのがアメリカの古着だと、張り切りながら珍しい古着を見せてくれた。こちらはアメリカ、ミズーリ州にある農業学校のスクールユニフォーム。なかなか手に入らない貴重なものだと教えてくれた。

店内は他の古着屋と比べると広々としており、ゆっくりと欲しい商品を探すことが出来る。このお店のお客さんは7割が台湾人で、残りの3割が日本人や香港人、韓国人などの外国人だとオーナーは話す。

ゆっくりとお気に入りの古着を掘り出したい人におすすめなショップである。

 

SHOP情報

店名:EVERYTHING WILL FLOW

営業時間:月曜~日曜、13時~21時(旧正月は休業予定)

住所:台北市大同區赤峰街33巷1號

Facebook:https://www.facebook.com/ewfvintage/

Instagram:https://www.instagram.com/ewf_vintage/

 

魅力あふれる赤峰街

古着が集まるホットスポットとして今回は赤峰街を紹介したが、実は古着以外にもおしゃれなクリエイターズショップやフォトジェニックなカフェも増えて来ている。新たな台湾の魅力が発見できる赤峰街にぜひ、訪れてみて欲しい。

 

ライター:宮路菜月

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