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台湾の宅配&フードデリバリー徹底比較(UberEats vs foodpanda vs Lalamove)

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台湾では、外食文化が根強い一方で、ここ数年で「宅配・デリバリー」市場が急成長している。特に都市部では、スマホひとつで料理も荷物もすぐ届く「便利さ」が生活に溶け込み、日常の一部となっている。

今回は、台湾で主流の3サービス「UberEats」「foodpanda」「Lalamove」を比較してみる。

UberEats:品質重視の王道プレイヤー

Uber Eats イメージ
参考:Uber Eats facebook

UberEatsは台湾でも安定した人気を誇る。特に都市部(台北・高雄・台中など)での加盟店舗数が多く、チェーン店から人気カフェまで幅広くカバー。配達スピードやアプリの使いやすさも高評価だ。

価格帯はやや高めだが、「少し贅沢したいとき」「信頼できるデリバリーを使いたいとき」に選ばれる傾向がある。

特徴

  • 配達エリア:広範囲(主要都市中心)
  • サービス品質:高い
  • デメリット:手数料がやや高め

foodpanda:圧倒的なカバレッジとお得感

foodpanda イメージ
参考:foodpanda facebook

ピンクのバイクでおなじみのfoodpandaは、台湾のローカルユーザーに最も浸透している。

小規模な食堂やローカルレストランも多く掲載しており、価格も手頃。さらにキャンペーンが頻繁に行われ、クーポンを使えばかなりお得に注文できる。

一方で、混雑時には配達時間がやや長くなることもある。

特徴

  • 配達エリア:地方都市にも強い
  • 価格帯:リーズナブル
  • メリット:プロモーションが豊富

Lalamove:荷物配達に特化した万能サービス

Lalamove イメージ
参考:Lalamove facebook

Lalamoveはフードデリバリーというより「即時配送サービス」として知られる。

バイク・車・トラックなど車種を選べるため、家具や荷物の配達にも対応可能。

筆者も台湾での引っ越しの際に利用した経験がある。

店舗側が自社商品を配達したいときにもよく利用される。最近では一部地域で「フード配達」分野にも参入している。

特徴

  • 主な用途:荷物・商品配送
  • 利用者層:個人・小規模ビジネス
  • 強み:スピードと柔軟性

🏁 まとめ:目的に応じて使い分けがベスト

  • 美味しいごはんを確実に届けてほしいなら → UberEats
  • コスパ重視でローカルグルメを楽しみたいなら → foodpanda
  • 荷物・ギフトを送りたいときは → Lalamove

台湾ではこれら3サービスが上手に共存し、それぞれの強みでユーザーの生活を支えている。

旅行や滞在中も、これらのアプリを使い分けることで、より快適な「台湾の便利さ」を体感できるはずだ。

参考資料

  • UberEats 台湾公式サイト
  • foodpanda 台湾公式サイト
  • Lalamove Taiwan 公式アプリ情報
  • 台湾デジタル経済白書 2025

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株式会社maippleのインターン生が台湾のホットトレンドを更新していきます。 現在、台湾の大学に在籍中なので現地から最近のビジネスの動向なども取り上げていきます。

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