蔦屋書店海外1号店を台北にオープン

1月24日蔦屋書店の海外1号店「TSUTAYA BOOKSTORE 信義店」が台湾台北にオープン。1月23日に記者会見が開催された。こちらは台湾の得利影視と日本のTSUTAYAが共同でオープンしたお店となる。施設内にはCAFE COMPANYが展開しているカフェ「WIRED TOKYO」が併設している。TSUTAYA BOOKSTOREは今回の1号店オープンを機に今後は台湾で3年内に5店舗まで拡大していく予定だ。

厳選された空間と商品で人々にライフスタイルを提供

TSUTAYA BOOKSTORE 信義店は日本のBOOK&CAFESTYLEを台湾人に広めたいと考えており、本屋とカフェの複合施設となっている。本屋とカフェの間に大きな隔たりはなく、すぐに行き来できるような空間になっており、カフェで注文したコーヒーやお茶を本屋の空間で読むことや本屋で見つけたお気に入りの本をカフェに持っていき食事と共に楽しむこともできる。併設しているカフェ「WIRED TOKYO」では今回の台湾進出のために考案した新しいフードメニューを用意している。

TSUTAYA BOOKSTORE 信義店の大きなテーマとしては人々に「ライフスタイル」を提供すること。ライフスタイルの提供ということなので、本のジャンルとして料理系の本を特にたくさん揃えたのも特徴のひとつだ。

販売されている約15,000冊の本は中国語書籍以外に日本語書籍と洋書も取り揃えている。洋書に関しては、台湾では手に入りにくいものもあるそうだ。また文具コーナーにもこだわりがあり、9割の商品を日本から厳選して持ってきている。

台湾の大人気俳優「陳柏霖」を迎えた座談会

午後の座談会では台湾の人気俳優「陳柏霖」を迎えて開催された。陳柏霖はもともと読書が趣味であり、日本を訪れた際もよく蔦屋書店を利用しているそうだ。座談会では、それぞれのライフスタイルについて語り合う内容だった。

店舗情報

「TSUTAYA BOOKSTORE 信義店」
オープン日:2017年1月24日(火)
住所:台北市信義区忠孝東路五段8號 統一時代百貨台北店 5階
営業時間:日~木曜11:00~21:30、金・土曜・祝前日11:00~22:00
取扱商品:書籍・雑誌(日文書、洋書、中文書)、DVD販売、雑貨・文具

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Kensuke Nozaki: Fashionwalker・TGCとのクロスメディア・Eコマースを経験。2012年から台湾ワールドの新規事業のEコマース立上げ・運営・仕入などの全ての業務に携わり約3年経験。その後、台湾にて共同創業し風尚精選股份有限公司、株式会社maippleを設立。二次流通越境マーケットプレイス【MAIPPLE】開発・運営・台湾現地でアウト・インバウンドマーケティングPR事業を事業を行う。