/  Marketing  

トレーニングは台湾の習慣?台湾のスポーツジム事情

公開日: 
台湾のスポーツジム
出典:MELOS

台湾ではジムが多いイメージを持っている人は少なくないであろう。頻繁にジムで運動をしている人を目にしたり、各地にジムが点在している。そんな台湾で人気なスポーツジムであるが、実は民間企業よりも公共物であることが多いのだ。しかし近年台湾ではスポーツ産業が爆発的に急上昇しているのだ。台湾のスポーツジム市場について展開する。

 

台湾のジムの種類

台湾のスポーツジムの料金形態

主に台湾には2種類のタイプのジムが存在している。公共ジムと民間が運営しているスポーツジムだ。公共ジムは民間ジムに比べて価格が安く、いろんな地域に点在しているため、非常に人気がある。その数は台北市だけでも19している。そのため、どこにいてもスポーツジムへ行くことができる。台湾ではスポーツジムが流行しているため、どのスポーツマシンが自分にとって必要なのか把握しているため、自分の必要に応じてジムに通っている人が増えている。そのため最近では、民間スポーツジムも多く参入している。そしてそのサービスの種類もそれぞれ異なり、時間制費用、回数制費用、および会員制のジムが存在している。時間制費用とは、1分毎に1台湾ドル(約4円)で利用できる仕組みだ。1回90分のトレーニングだとすると、1回あたり約320円になる。

 

台湾のスポーツジム業界について

 

台湾のスポーツジムの売り上げ
出典:財政部

統計によると、2013年以降、ジム業界の売り上げは毎年2桁の安定した成長を維持しており、今年の5月末の総住宅数は149から409にほぼ4倍に増加している。これは、ジムの形状が大幅に変更され、小型化とパーソナライズに向けて変更されたことを示している。建物の中、繁華街の静かな小道でさえ、中小規模のスポーツジムが生まれた。 

2017年、スポーツジムの売上高は78億7,000万台湾ドル(275億4,500万円)の新しいピークに達し、ゴルフコースとゴルフ練習場を初めて超えた。教育省のスポーツ部が発表した全国スポーツの年次調査によると、2017年末時点では使用されたスポーツジムの人口は約576,000人で、15歳以上のスポーツ人口全体のわずか3%を占め、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主流国では2桁であった。また、大きなギャップがあり、国内のスポーツジム業界がまだ成長軌道に乗っていることを示している。 消費者マーケティングデータベースによると、過去5年間にフィットネスを主なレジャー活動として使用していた人々は、13歳から65歳の間に男性と女性が大幅に成長したと東方線上の副所長の楊少夫氏は言う。

 

310,000人のメンバー会員を持つ台湾大手のスポーツジム World Gymの社長、柯約翰はは、市場にまだ残っている大規模なスポーツジムブランドはあまりないと言う。人々は自分が望むものにますます気づき始め、単にスポーツジムを探しているだけではなくなったため、満足という形でも差別化された機能を確立する必要がある。

 

台湾の民間スポーツジム

台湾で有名な大手スポーツジム

台湾大手のスポーツジム、World Gym

最近、 World Gym Expressの2つの関連ブランドを立ち上げた。前者は、スマートウェアリングテクノロジーであり、ウェアラブルデバイスを備えた少人数のクラス。新しいテクノロジーにより、メンバー会員は運動心拍数の状態を即座に理解することができ、フィットネス感覚を生み出すことができる。後者は筋力アップのトレーニングマシンに特化した、よりスリムなプランらで1ヶ月588元(約2,000円)〜利用できる。

 

セブンイレブンとスポーツジムが合体した、BEING fit

最近日本でもコンビニのファミリーマートがFit&GOと、コンビニの中にスポーツジムを併設したが、実は台北でもセブンイレブンがコンビニの中にスポーツジムを併設した。会員登録等は特に必要なく、入退場時に台湾セブンイレブンの電子マネーであるicashを、センサーに読み込ませるだけで利用可能。料金は最初の1回60分は100元(約350円)で、30分延長する毎に40元(約140円)ずつ加算されるシステム。

 

台湾のスポーツジムの人気ランキング

 

台湾で人気があるスポーツジム
出典:Daily View網路温度計

台湾人が好きなスポーツジムランキングである。公共のジムは3位にランクインしている。台湾にはそれぞれの地域に多くのジムが存在しており、人気なのは公共のイメージが非常に強い。

 

近々台湾進出予定の日系スポーツジム b-monster

b-monsterボクシングクラブは、トレンドフィットネスのコンセプトとファッショナブルなナイトクラブスタイルのボクシングジとして知られ、暗闇×ボクシング×EDMの3つの要素を組み合わせたフィットネスで、エンターテイメントとスポーツを組み合わせたb-monsterは、新しいタイプのフィットネスを生み出し、短期間で日本で人気たちまち人気になった。現在日本は東京を中心に9つの拠点がある。2018年には上海に初海外拠点を開設し、2019年10月10日に国外で4店舗目、初の台湾進出を台北スタジオでオープンする。台北で最も繁栄している信義商圏をターゲットに、台湾の最初の店舗は信義の新光三越信義新天地 A9の5階にあり、100坪を超えるスペースは9月末に10になると予想されている。

 

ライブDJの音楽的な雰囲気に触発されたb-monsterのトレンディなナイトクラブスタイルでは、日本におけるb-monsterの成功モデルだ。台北の信義商圏地区では、主要な百貨店だけでなく、高級住宅地、高級住宅地の居住人口および周辺のオフィスワーカーもb-monsterの対象となる主要なターゲット。ジムの最も人気のある時間帯は仕事の前後である。したがってb-monsterが百貨店の新光三越A9に入ると、百貨店の通常の営業時間をまたぐことになるので、朝から晩まで約24時間営業し、オフィスワーカーや信義区の居住者がボクシングで運動するのに便利。

 

今後の台湾のスポーツジム事情

台湾では現在7人に1人は65歳以上と、高齢者人口の割合が増加している。運動とフィットネスによる老化を防ぐためにより多くのお年寄りの人々が運動しているため、今後はお年寄りのフィットネス市場はますます注目されている。将来のスポーツジムは、親しみやすい環境設計を組み合わせて、お年寄りの人々に適したフィットネス機器を導入したり、使用時のリスクを回避する必要がある。新たな社会的場所の選択により、運動中に社会的および心理的な満足を得ることができ、フィットネスが若者に属しているという印象を逆転させることができるだろう。また、近年の女性スポーツの傾向は改善されているが、元々スポーツの習慣があった人が家族の要因によりスポーツをやめらざる得ない状況を作りことは容易。したがって、将来のプレーヤーは、女性のスポーツのニーズと好みをマスターし、ビジネス手法とスポーツサービスを調整する必要がある。コース内容に関しては、親子ヨガ、リズムなどのプログラムを設計して家族との交流を促進することに加えることで女性が子供の世話をするために運動できないことが多いジレンマを解決することができる。

 

全体として、スポーツジムでは、業界的に常に市場の状況を理解し、特定のグループに高品質のサービスを提供したり、個別の健康管理などのカスタマイズされたサービスを提供したり、異なるビジネス提携に向けて取り組む必要がある。台湾市場において運動意識が高まっている今、ビジネスチャンスは非常に拡大している。

 

健康な姿勢を維持するために、多くの人々は仕事への移行を利用し、近くのスポーツセンターに行って体を動かし、コンピュータの前に蓄積された圧力を終日解放する。良い習慣を身につけ、あらゆる種類の慢性疾患から離れることで、その恩恵は無限大だ。これからの健康意識が高まっていくことであろう。

 

ライター:富永千尋

 

 

台湾でのマーケティング施策をご検討であればお気軽にご連絡ください。
台湾マーケティング全般についてのご相談はこちらから
台湾インフルエンサーについてのご相談はこちらから

Author Information

アバター

投稿数:  71

株式会社maippleのインターン生が台湾のホットトレンドを更新していきます。

<  日本のブランドが台頭?!台湾のファストファッション事情