メルカリが上場承認の裏で東南アジアのフリマアプリCarousell」が5月13日、8500万ドル(約93億円)のシリーズC資金調達を実施したと発表。既存株主の楽天ベンチャーズとシンガポール新経済開発庁EDBIが共同でリードした。
今回の資金調達で機能拡大、AI(人工知能)、機械学習の強化や人材を獲得していくという。今後よりAIファーストに転換を目指している。EDBI会長朱瑞毓(Chu Swee-Yeok)は「AIを使用してユーザ体験をよりよくする。私たちはCarousellの力になれることを嬉しく思う。」と答えている。
Carousellはシンガポール、台湾、香港、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリアと7エリアで展開中。サービスローンチから1億4,400万件以上の出品数、5,000万件を超える取引が成立している。