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台湾の七夕は男にとって試練!?短冊に願い事を書かない台湾での七夕の過ごし方とは

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情人七夕節

北は亜熱帯、南は熱帯。

1年中温暖な気候の台湾をより”アツく”させる日が旧暦の七夕である(2017年は8月28日)。

この日は旧暦の七夕であるが、日本の七夕とは迎え方が全く異なるのである。7月7日、この日が日本の七夕であり、笹を飾って、短冊に願い事を書いて結びつけると願いがかなうだとか、織姫と彦星が1年に1度だけ会える日という伝説として知られているが、台湾では全く異なる。

 

台湾では七夕を「七夕情人節」と表現する。情人とは中国語で恋人という意味であり、台湾の七夕は「恋人の日」。このように表現される。この日は台湾のアツいカップル達にとっては特別な1日となる。日本でいうとクリスマスのような感覚であり、台湾ではこの日はカップル達にとってビッグイベントなのである。しかし、この日は彼女のいる男性にとって試練の日ということをご存知だろうか。

 

七夕情人節 プレゼント費用

彼女がいる男性は彼女をもてなし、この日を華やかで特別な日にするべく、高級なレストランを予約したり、プレゼントを用意したりと大忙しなのだが、それに費やす金額が半端ではないのである。台湾人男性の平均月収は約3万5千台湾ドル(約13万円、2017年行政院主計總處公表)だが、これをもっておよそ半分をつぎ込んで彼女を喜ばせようとするという人もいるのだという。そのもてなしに使った金額によって女性は彼氏の自分に対する思いを計るのだという。日本ではよく贈り物をする時などによく「気持ちだけ」という言葉を使い、プレゼントやもてなしの価値を金額では計らないということがよくあるのだが、台湾では通用しない。男性のこの日にかける思いが伺える。

 

七夕情人節 プレゼントランキング

では、台湾人男性はこの七夕情人節に何を女性に渡すのか。

また、女性は何を七夕情人節にもらったら嬉しいのか。

はたまた、嬉しくないのか。

気になるランキングを順に見ていく。

定番となるものは日本とさほど違いはないか。

次に女性目線でもらって嬉しい、嬉しくないプレゼントを紹介。

定番のチョコレートに加え、アクセサリーや美容品などがランキング入りしている点は女性は実用的なものを好むということなのか。

(以上KEYPO大數據關鍵引擎調べ、調査期間2016年8月24日〜2017年8月25日)

やはり女性は実用的なものを好むということか。

 

まとめ

以上のランキングをふまえ、ただ闇雲に高価な品物を女性に渡すのではなく、女性にとって実用的であるかどうかを考慮してプレゼントに渡す品物を選ばなければならない。

 

追記

反対に彼女がいない男性は恋愛の神様、月下老人が祭られている台北市の霞海城隍廟に良縁を求めて訪れる。七夕情人節の日には毎年、通常の4倍増の参拝客が台湾のみならず、日本や韓国、中国大陸からも訪れるという。彼女の有無に関わらず、七夕情人節は男性にとって多忙な一日のようだ。

 

ちなみに台湾にはこのような「恋人の日」が6回ある。七夕情人節のほか、日本でもおなじみバレンタインデーとホワイトデー、クリスマス、5月20日(我愛你と発音が近似)、彼女の誕生日。いずれも男性が女性におもてなしをする日であり、台湾人女性が羨ましく思える。追記しておくと、七夕情人節は商人節(ビジネスの日)とも呼ばれる。商人にとっても特別な日のようだ。

出典:TVBS官網

https://news.tvbs.com.tw/fun/761535

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