カーシェアリングがいま熱い!台湾のカーシェアリングサービスを紹介!

出典:shared mobility

以前台湾のシェアリングエコノミー事情について紹介したが、日本で今増加中のカーシェアリングサービスは台湾ではどうなっているのだろうか。台湾では自動車よりも圧倒的にオートバイ所有者の方が多く、オートバイのシェアリングエコノミーサービスが誕生していた。そんな台湾のカーシェアリング サービスについて展開する。

台湾の自動車事情

カーシェアリング産業の調査報告書によると、台湾首都圏の自動車所有者の効率は非常に低く、最大50%の自動車所有者が週に約1時間(通勤)の自動車を使用せず、残りの時間は駐車料金を支払なければいけない状態である。また、車のメンテナンス、減価償却などの高コストを負担せざる得ない。車に対する需要が非常に大きい場合、カーシェアリングサービスの選択は非常に合理的な選択ですが、事前の予約が必要なため、いつでも使用することはできない。自動車で社会的地位をカバーすることはできませんが、自動車のみ単に交通手段として自動車を使用する人にとって、伝統的な概念を打ち破るカーシェアリングサービスは、車を買うよりも魅力的なオプションであるといえる。

台湾にあるカーシェアリングサービス

1、Zipcar

2000年に設立されたヨーロッパとアメリカで人気のあるZipcarは、この種のカーシェアリングサービスで最も国際的な大手ブランドの1つであり、2017年6月に台湾で正式に発売された。このカーシェアリングサービスは時間制で借りたい時に自動車を借りることができるもともと世界中で展開されているサービスだが、アジアで初めて展開されたカーシェアサービス。

出典:Zipcar

料金はウィークリーと週末で分かれているが、基本的には時間制と日割制だ。

台湾では、Zipcarと台湾企業のAudifossは消費者が選択できるさまざまなVAGグループモデルを提供している。事前にメンバーとして登録することで、アプリを使用して自動車を予約し、自動車を拾うことができる。現在の台湾事業は一時的に台北に限定されているが会員者は世界中で利用可能で、現地の交通規制に従い、米国、フランス、英国のアプリで予約できる。

2、iRent

トヨタの総合代理店でありタイ車の一部であるiRentは、主にViosやYarisなどの小型車向けのトヨタシリーズをベースにしている。複数の人の輸送ニーズに対応するSientaと、省エネを補うプリウス PHV提供している特徴をもつ。プリウスなどの電気自動車も取り扱い、グリーンエネルギーと環境保護にも大いに取り組んでいる。1番安い自動車だと1時間あたり約700円で使用可能、日本と比べても非常にお得に感じる。

出典:iRent

台湾のカーシェアリングサービスの行方

台湾のカーシェアリングサービスは以上3つ紹介したが、台湾は依然としてオートバイの方が需要が高いのためオートバイのシェアリングサービスも存在している。また自動車の駐車スペースのシェアリングサービスも存在しているので、カーシェアリングサービスで借りた自動車と駐車スペースなどを組み合わせても面白いと思う。台北などの大都心では駐車スペースの料金が高騰しているためシェアリングを組み合わせることで、格段とお得になる可能性もある。新しいもの・ことをいち早く取り入れたり、挑戦する文化を持つ台湾の未来が楽しみである。

ライター:富永千尋

台湾でのマーケティング施策をご検討であればお気軽にご連絡ください。
台湾マーケティング全般についてのご相談はこちらから
台湾インフルエンサーについてのご相談はこちらから

インターン生: 株式会社maippleのインターン生が台湾のホットトレンドを更新していきます。