始める前に知っておきたい台湾越境EC事情

中国や台湾では商品の安全性やクオリティへの不安が高まっているいま、信頼感のある日本製品への購買意欲が高まってきてる。台湾では手に入ることができない日本のみで発売されている洋服や、雑誌・本、アニメ関連の商品や電気製品をネットで買おうとする台湾人も増加している。

また越境ECとは別に「代購」という言われる、日本在住の台湾人などや旅行者が依頼を受け、日本でまとめて商品を購入して台湾にキャリーハンドや発送し為替レートの差や代行の手数料などを儲けとしたサービスがある。先月6月6月には台湾のデータ分析メディアの網路溫度計の記事によると1位サーモスの保温マグ、2位パナソニックのマイナスイオンドライヤー、3位コーセーの雪肌精という記事が掲載されていた。

ただ、政府報告によると今までの台湾人の消費者行動は「代購」一番多かったが、2013年からは越境ECへと台湾の消費者行動も変化してきているという。越境ECが今後さらなる輸送コスト減や配送スピードなど改善されていくことが予想され、中国だけなく台湾からも日本へのブランド商品やコスメ・家電などを購入する人たちの使用率は増加していくだろう。

▼台湾の海外からの越境EC利用国

台湾から日本と中国の商品は台湾では越境ECでの購入されている。 直近では淘寶・天貓の11.11で購入したという台湾の知人が非常に多く、それをきっかけにイベントがなくても購入するしている人も増加している。 越境ECで課題となる部分が日本よりも中国からの購入の方が送料無料・配送スピードなどが増加の理由になるだろう。

▼台湾消費者がよく利用する海外サイト

また、日本の商品も品質・安全を求める人が多く、 Yahooや楽天などを利用される人が増えてきている。その他にもアパレルECサイトなどでの利用・認知度が伸びてきているという。

▼台湾の消費者が海外サイトを利用する理由

海外の商品を越境ECを活用して購入する理由としては、 台湾で購入することができない商品と国内で買うより安いといことが要因のようだ。 台湾国内では購入できない商品などはブログなどで把握しつつ、 価格帯についても日本のECサイトをみてどこで買ったらお得かを把握している。

▼台湾の消費者が購入するカテゴリ

よく購入されるカテゴリとしてはアパレル用品が圧倒てきに多く次にブランド品・雑誌・文房具や家電などが多いようだ。越境ECにかける消費額は年間8,490元(約28,000円)とのこと。※2013年時点

台湾からその他外国へ販売する越境EC状況は2012年では17.5%しかなかったものの、2014年末には約61.8%にも達している。言語が同じ中国や、香港・澳門や華僑が多いシンガポールやマレーシアへと展開を広げているところが増加してきている。

日本で流行っているが台湾で必ず流行るとは限らない。今後はしっかり現地でマーケティングをし、ローカライズしたアプローチをして認知度を広めていく必要だろう。

出典:台灣電子商務發展現況與 兩岸跨境合作機會之探討

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Kensuke Nozaki: Fashionwalker・TGCとのクロスメディア・Eコマースを経験。2012年から台湾ワールドの新規事業のEコマース立上げ・運営・仕入などの全ての業務に携わり約3年経験。その後、台湾にて共同創業し風尚精選股份有限公司、株式会社maippleを設立。二次流通越境マーケットプレイス【MAIPPLE】開発・運営・台湾現地でアウト・インバウンドマーケティングPR事業を事業を行う。