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OWNDAYS SUMMIT in taiwan 2019に潜入

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OWNDAYS SUMMIT in taiwan

OWNDAYSとは

OWNDAYS(オンデーズ)は、日本を含む世界12の国と地域に300店舗以上展開する眼鏡ブランドである。比較的リーズナブルな価格帯で、デザイン性の高い眼鏡を取り揃えているため、ファンの幅も広い。オンデーズ、この眼鏡屋を知る経緯は、様々であるだろう。会社の経営関係者なら100%知っているといっても過言ではないだろう。現在のオンデーズの社長である田中修治氏の著書「破天荒フェニックス」が同様の立場の経営関係者だけでなく、幅広い読者に感銘を与え続けているからである。OWNDAYSというブランドのファンも、田中社長という人物のファンも沢山存在する今、勢いのある眼鏡ブランドである。ちなみに田中社長の著書「破天荒フェニックス」は1月にテレビ朝日でドラマ化するようなので、要確認である。

11月21日にOWNDAYS SUMMIT  in taiwan が開催

OWNDAYSの有名な特徴として、その型破りな、「破天荒」な社風が挙げられる。今回その型破りなオンデーズが開催する社内イベントOWNDAYS SUMMIT in Taiwanに潜入させて頂いた。

OWNDAYS SUMMIT in taiwan2019

OWNDAYS SUMMITのメインイベントは、エリアマネージャーとスーパーバイザーを選挙で決めるというものである。社員の投票数に売り上げの目標達成度などが加味されポイント制で決まるという、なんとも斬新で画期的で、現代的で、公平な組織構築方法である。「選挙」というと、なんとも堅い印象を受けるが、会場は真逆である。社員は皆、仮装をし、立候補者も個性あるスーツ姿や、はたまた台湾らしいチャイナドレス姿まで。プログラムの中には、PARTY TIMEが存在し、立食パーティー形式で、社員同士の交流を深めていた。

白熱のエリアマネージャー、スーパーバイザー選出選挙

OWNDAYS SUMMIT in taiwan

先ほど少し触れたが、OWNDAYS SUMMIT メインイベントのエリアマネージャー、スーパーバイザー選出選挙の様子を紹介したい。まず、会場の入り口に各自個性豊かな選挙ポスターが。この時点で、どれほど「堅くない」選挙かお分かりいただけるであろう。

OWNDAYS SUMMIT in taiwan

決して「堅く」はないが、「熱い」「まじめ」な選挙であることは、留意しておきたい。

例えるなら、中学や高校の部活・委員会活動に真摯に熱く取り組んでいた、その真っすぐな姿勢を、企業という大人の世界に入っても忘れることなく、貫いている、そんな素敵な社員同士の選挙である。

さて、その選挙に私たち外部の人間が息をのみ、「凄い」という言葉を絶えず発していたプログラムがある。それえは、候補者が1人1人ステージに呼ばれ、ランダムに出てくる3問の問題に対して自分の考えを演説するというものである。なんと、制限時間1分。事前に十数問提示はされているそうだが、自分の時に何が出てくるかは、神のみぞ知る状況である。問題は、「OWNDAYSが他の競合(具体的にブランド名が提示)と違う点は何か。」「自分が他の候補者に勝てる部分は何か。」「店舗の業績が思わしくない時に、割引をする以外で売り上げを増やす方法を述べよ。」「今の自分に足りないのは何で、それを克服するにはどのようにするか」「OWNDAYSはどんな会社か。」などの、とても1分間で答えきることが出来ないような難問である。それを、どの候補者も、すらすらと熱を持って語りかけるように演説するのである。時には、ユーモアを交えて。聴衆側の社員も真剣に聞いたり、声援を送ったりと会場が一体となっていた。とてつもなく、高度で有意義な選挙に、外部の人間はみな開いた口が塞がらない様子であった。

OWNDAYS SUMMIT in taiwan

時代と地域に合った新しい環境!社員が自社のファン

ここまで素晴らしい高度な環境はどこから来ているのか、それはやはりOWNDAYSを構成している一人一人の社員であろう。選挙の様子から分かるように、皆が楽しみながら、積極的にOWNDAYSという会社に参加している。立候補者が社員の票と実際の業績等の可視化された評価の元で昇進できるという方法は、現代の若者の志向や海外の地域の習慣にあった方法といえるだろう。実際に一分間の演説の中でも、しばしば「この様な機会をくれるOWNDAYSという会社に感謝」という言葉が聞かれた。明瞭化された会社の制度が、社員の心をつかんでいるのは間違いない。また、このような選出方法で築かれた上下関係は信頼を基に出来ているので、雰囲気や風通しが実によい。候補者が「次にここに立っているのはあなたかもしれない。」「ここまで支持してくれている、みんなに感謝。」などと限られた時間内で何度も語りかけていたことからも、みんなが平等に同じ目線で関係を築いているのが分かる。年功序列よりも評価主義を志向する若者が多くなっている現在、また、自分に合わない会社であった場合、日本的には「短期間」で辞めることも一つの選択肢であることが一般的な海外。OWNDAYSの社風は、時代と地域に有っていると言えるだろう。

現場では、台湾の社員が田中社長と写真を撮っている場面も多く見られた。このように、お客様だけでなく、自身の社員が会社に誇りを持つファンであるという事実が、OWNDAYSを盛り上げている一つの大きな要因であろう。

OWNDAYS SUMMIT in taiwan

 

ライター:駒田優希

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